2023.07.02
エモロック・バンド、Anberlin がニューEP『Convinced』をEqual Vision Recordsよりリリースしました。昨年夏にリリースされたEP『Silverline』に続き、この『Convinced』では、バンドがサウンドパレットをさらに発展させ、ハイパワーなオルタナティヴ・ロックとニュー・ウェーヴの影響を融合させ、明暗のムードを巧みに生み出している。これまでのAnberlinのファンが想像するサウンドのトレードマークに加え、大きく追加されたエレクトロニックの影響が占める割合は大きく、きっと聴くと驚くはずだ。
オープニング・シングルでありリード・シングルの「Lacerate」は、分厚いギター、脈打つドラム、エレクトロニックなサウンドによって強調されたAnberlinのダイナミックなロックのポテンシャルの高さを見せつけてくれる。EP全体を通して、スティーヴン・クリスチャンのヴォーカルは、彼らの代表曲である「Feel Good Drag」や 「Paperthin Hymn 」を彷彿とさせる瞬間がある。
「Decoder」は、「Lacerate 」に続くロックな楽曲で、コーラスハーモニーが魅力的だ。「Banshee」では、よりポップなサウンドに仕上げ、作品をバラエティ豊かなものへとアップデートしてくれる。「Animals」は、バンドにとってここ最近で最も野心的な曲のひとつで、リズムとボーカルの両方に怒りと情熱が感じられる中、ゆったりとしたゴージャスな出だしからシンセとギターの重厚なメッシュへと発展していく。EPの最後を飾るのは、7分にも及ぶ瑞々しい 「Nothing More」で、穏やかなピアノの波がアウトロを飾るラブソングだ。
アンバーリンは今年7月、Yellowcardのサポートとしてツアーに出る予定。また、今週末にコネチカット州で開催されるCapulet Fest、8月のIowa Is For Lovers Festival、9月のFurnace Festなど、いくつかのフェスティバルへの出演も予定している。
配信URL : https://anberlin.lnk.to/convinced
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