2022.08.27
ミネソタ州ベンソンを拠点に活動するトゥウィンクル・エモ・トリオ、Tiny Moving Partsがニューアルバム『Tiny Moving Parts』を自主リリースしました。Kind of Like Records、Triple Crown Records、Hopeless Records経て、自主レーベルとなった彼ら。前作『breathe』からコロナ禍を経て3年、通算8枚目のフルアルバムとなる本作は、現代エモの最重要バンドとしての存在感をシーンに見せつける充実の作品となっている。
先行リリースされた「Day Drunk」、「Tangled Up」、「Northsore」、「Demons Are Taking Over」の4曲はどれもTiny Moving Partsらしいテクニカルなタッピング・フレーズをセンチメンタルにかき鳴らした名曲で、いずれもミュージックビデオにはないものの、Spotifyをはじめとする音楽サブスクリプション・サービス、YouTubeなどでそれぞれ100万回近い再生数を記録している。
彼らのサウンドの武器とも言えるギターのネックをホットドックのバンズで挟んだアートワークは、仲の良い仲間のバンドだからこそ滲み出る”らしさ”が感じられる。夏の終わりから秋にかけて聴き込みたくなるアルバム、要チェックだ。
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