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ポップパンクの最新リリース、総チェック! (vol.001)

2022.03.01

メインストリームのロックシーンで巻き起こっているポップパンク・リバイバルに対し、ローカル・シーンは大きな変化もなく落ち着いた人気で安定感がある。その中でも、きらりと光る個性が魅力的な新しい楽曲が次々とリリースされている。注目の楽曲をチェックしていこう。

The Dead Love 「Bones」

オーストラリア/シドニーを拠点に活動するポップパンク/ロック・トリオ、The Dead Loveの新曲「Bones」はエモーショナルなポップパンク・バラードだ。2010年代後半に頭角を表し、ROAMやWith Confidenceと共にイギリス/ヨーロッパツアーを成功させると、2019年ごろからは数々のフェスティヴァルに出演するようになった。甘酸っぱいエモの中に感じるインディ、パンクの隠し味が彼らのチャームポイントだ。新曲「Bones」はSeawayやColumbusを彷彿とさせるポップネスがキラキラと光るキラーチューン。

 

 

 

 

Cleveland Avenue – Lucy

イリノイ州シカゴを拠点に活動し、アフリカン・アメリカンのシンガーを有するポップパンクバンド、Aleveland AvenueがAnchor Eighty Four Recordsと契約し、新曲「Lucy」をリリース。シカゴという土壌が持つセンチメンタルなヴァイブスはCleveland Avenueからもしっかりと感じます。Real Friendsを聴いて育った次の世代で、彼/彼女らのInstagramなどを見る感じ、かなりライブも盛り上がっていてネクスト・ブレイクの雰囲気を感じます。Youth Fauntain、Young Cultureあたり、Equal Vision Recordsのポップパンク・サウンドが好きなら、Cleveland Avenueは要チェック。

 

 

 

 

Captain Asshole – Boy, I’m Homesick

ドイツ/ミュンヘンを拠点に活動する4人組、Captain Assholeはコアなメロディックパンク・レーベルSBÄM RECORDSと契約。新曲「Boy,I’m Homesick」をリリースしました。サウンド自体はThe Wonder Years〜Neck Deep以降のUKポップパンク・サウンドがベースになっており、あまりSBÄM RECORDSが得意とするサウンドでないように感じます。ただ、その力強い歌声はパンキッシュでThe Run Upなどを彷彿とさせるDIYサウンド感があり、親しみやすいメロディック・ファンも多いはずだ。4月15日にはニューアルバム『Successfully Not Giving Up』をリリースする。

 

 

 

American Thrills 「Misfires」

コネチカットを拠点に活動するAmerican Thrillsは近年様々なパンク・メディアに取り上げられ、コアなポップパンク/エモ・ロックリスナーを虜にしている。The Early NovemberやTransit、Further Seems Foreverといったエモ・ポストハードコアのヴァイブス、そしてヴィジュアルは非常に親しみやすい雰囲気がある。

 

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