2022.03.14
Avril LavigneやMOD SUN、YUNGBLUDなどがメインストリームでポップパンク、ロックを鳴らし再びポップパンクを盛り上げている。またその動きとは別に、アメリカ、カナダでじっくりと育まれてきたポップパンクシーンも安定的に新しいバンドが生まれ続け、グローバルな注目を集めている。そんな中、レベルアップしながら次のステージへと成長を続けるバンドらが続々と新曲をリリース。注目の楽曲をチェックしていこう。
Sleep Braids 「Negative Space」
オレゴン州ポートランドのポップパンクバンド、Sleep Braidsが新曲「Negative Space」をリリースしました。先日PUNKLOIDでもピックアップしたところ、記事へのアクセスも多く、注目の高さが伺えます。昨年始動し始めたばかりの彼らは、現在公開している楽曲は2曲と少ないですが、どちらもオリジナリティ溢れるポップパンク・サウンドに仕上がっている。本楽曲は、The Story So Farを彷彿とさせるメロディワークをベースに、Across The StlanticやSink The Shipを通過したヘヴィ・ポップパンクのヴァイブスも。2022年が彼らにとって飛躍の年になることは間違い無いだろう。
Link : https://solo.to/sleepbraids
Chief State 「Team Wiped」
カナダ/バンクーバーを拠点に活動するポップパンクバンド、Chief Stateが新曲「Team Piped」をMutant League Recordsからリリースしました。この楽曲は、7月1日にリリースされるニューアルバム『Waiting For Your Colours』をリリースする予定です。Real FriendsやSeaway以降に誕生したアメリカン/カナディアン・ポップパンク勢は皆、Mutant League Recordsからブレイクしていく流れを感じますし、Chief Stateも間違いなく今年ブレイクするバンドだと感じます。
Link : https://www.chiefstate.com/
Carousel Kings X sadgods 「forgive and regret」
アメリカン・ポップパンクを長年牽引してきたCarousel Kingsが、オルタナティヴ・ラッパーsadgodsをゲストに迎えた新曲「Forgive and Regret」をリリースしました。Carousel Kingsはguardinとのコラボなど、過去にもエモラップ/オルタナティヴ・ラッパーと楽曲制作するなど、先見の明があったように感じます。本作もVictory Recordsからのリリースとなるのか、それともまた新たなレーベルからとなるのかは分かりませんが、今もなお実直に活動を続け、後続に影響を与え続ける存在感は健在。
Link : https://linktr.ee/carouselkings
Years Later 「Spinning Out」
ミシガン州グランドラピッズを拠点に活動するエモ/ポップパンクバンド、Years Laterが新曲「Spinning Out」をリリースしました。この楽曲は、State ChampsやKnuckle Puckを手がけたプロデューサーSeth Hendersonを起用し製作中のデビューEP『LUSH』に収録される予定です。Hit The LightsやAll Time Lowといった2000年代後半にムーヴメントを巻き起こしたエモーショナル・ポップパンクを彷彿とさせるサウンドをベースにしつつも、現代的なポップパンクのフレーバーも感じます。どんなデビュー作になるのか、期待が高まります。
Link : https://yearslaterband.com/
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