2024.01.22
イギリス・ウェールズのレクサムにあるバーロウ兄弟の空き部屋でNeck Deepが結成されてから10年あまりの間に、多くのことが変わった。多くのティーンエイジャー・バンドを特徴づける”素朴な希望に満ちた始まり”から始まり、Neck Deepは現在、ブリティッシュ・ロック・ミュージック・シーンから世界で活躍するバンドのひとつとなった。アメリカとイギリスの両方でトップ5入り、世界的なツアー、バイラル・ヒット、10億回を超えるストリーミングという栄冠は、10年間の活動の成果のほんの一部だろう。しかし今、バンドは5枚目となるセルフタイトル・アルバムのリリースを迎え、物事が変われば変わるほど、少なくともある意味では変わらないということを認識している。
「このアルバムは、自分たちを知り、自分たちの能力を知ることが出来たサウンドに仕上がっているんだ。僕たちは今やプロのソングライターであると自覚しているし、得意とすることをここまで磨きをかけてきた。アルバムにおけるミックスには、私ですらよくわからない小さな小さな音の工夫があり、それが全体として今のNeck Deepを作り上げてくれる。それは、僕らが一緒の部屋に入って、カチッとハマった時に起こるんだ。
Benの兄でベーシストのSeb、ギタリストのMatt WestとSam Bowden、ドラマーのMatt Powles。ポップパンク・スターとなった彼らは、”自分たちのことをする “こと、そして”自分たちのことだけをすること”を、このアルバムでネクスト・レベルにまで高めることに成功した。ロック界で最もホットなアーティストと仕事をすることを熱望するコラボレーターやプロデューサーの熱心なリストを避け、その代わりに、自分たちが育った場所からほんの数マイルしか離れていない自分たちの倉庫スペースで作曲とレコーディングをすることを選んだのだ。2024年はまだ始まったばかりだが、このアルバムは2024年を象徴するポップパンク・アルバムになることは間違い無いだろう。
▶︎Neck Deep 『Self-Titled』
配信URL : https://ffm.to/neckdeep
来日情報 : https://www.punkloid.com/news/sum-41-the-last-japan-tour-2024/
1) Dumbstruck Dumbf**k
2) Sort Yourself Out
3) This Is All My Fault
4) We Need More Bricks
5) Heartbreak Of The Century
6) Go Outside!
7) Take Me With You
8) They May Not Mean To (But They Do)
9) It Won’t BeLike This Forever
10) Moody Weirdo