2023.10.29
これは世紀のパンク・ロック結婚式になるのだろうか？
カート・コバーンとコートニー・ラブの娘であるFrances Bean Cobain (フランシス・ビーン・コバーン)と、プロ・スケーターとして不動の地位を確立していトニー・ホークの息子、Riley Hawk (ライリー・ホーク)が正式に夫婦となった。2023年9月に婚姻届を提出した2人は、カリフォルニア州ロサンゼルスの挙式で愛を祝った。結婚式当日の司式者が誰であったか、想像もつかないだろう…。
そう、司会者を務めたのは、90年代に活躍したオルタナティヴ・ロック・バンド、R.E.M.のMichael Stipe (マイケル・スタイプ)だ。一見、これはどのような関係があるのか分からないが、「Losing My Religion」のボーカルはコバーンの名付け親であり、彼女の人生において重要な人物であり続けている。インスタグラムに投稿された誕生日のお祝い写真で、コバーンはMichaelと新しい夫の写真を公開し、自分の人生にいる人々や、自分を成長させてくれた瞬間への感謝を表現している。
ライリーにとっては初婚、コバーンにとっては2度目の結婚となる2人は、2021年1月以来、公の場に姿を現している。ふたりはパワフルだが、それぞれのアイデンティティは両親のインスピレーションと影響について多くを語っている。フランシス・ビーン・コバーンがビジュアル・アーティストやモデルとして活躍する一方、ライリー・ホークはプロスケーターとして父の足跡をたどっている。スケートボーダー・マガジン誌の2013年アマチュア・オブ・ザ・イヤーを受賞した息子を見て、トニー・ホークは当時22歳だった息子に、ボードでの初期のスキルを高く評価したと言う。この印象的なパンクロックの子供達の愛が永遠に続くことを祈る。
