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アイリッシュ・パンクの代表格、Flogging Molly がニュー・アルバム『ANTHEM』をリリース!

2022.09.09

Photo credit: Katie Hovland

 

カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するアイリッシュ・パンクの代表格、Flogging Molly (フロッギング・モリー) がニュー・アルバム『ANTHEM』をリリースしました。前作『Life Is Good』から5年振り、通算7枚目となる本作『Anthem』は、バンドの初期アルバム『Swagger』と『Drunken Lullabies』のエンジニアを務めた、スティーヴ・アルビニが手掛けている。


 

 

Flogging Mollyは、ウクライナの人気アニメーター/映像クリエイター、The Mad Twinsと共同で、「A Song of Liberty」のミュージックビデオを発表しています。このビデオは、アイルランドのイースター蜂起から、世界大戦を含む20世紀の様々な瞬間、そして現在のウクライナ情勢に至るまで、抑圧に対する人類の継続的な闘争を強調している。

 

「私たちは、空爆と絶え間ない砲撃の中、3ヶ月間このビデオに取り組んでいました」と、Social Distortion, NOFX, Josh Freeseなど受賞歴のあるビデオを制作したThe Mad Twinsことウクライナ人の双子の姉妹OlyaとVira Ischukは説明する。「この曲は、イースター蜂起を物語るもので、自国の独立とアイデンティティのために戦った国々の普遍的なメッセージを強調するものです。自分たちのアイデアのために戦い、命を落とす理想主義者たちです。私たちはこの物語を、ウクライナで経験している現実と結びつけました。2つの世界大戦を経験した世代は、平和のために血の犠牲を払いました。現代人は、当たり前に物事を捉えやすい世の中で育っています。ビデオの制作の話をデイブと電話でしていて、デイヴが『また人々はまた戦争を経験しなければならないのか?!』と憤慨していたのです。私たちはもう半年以上もこんな状態です。人生がストップし、友人たちは徴兵され、すでに殺された人もいます。友人たちの家は破壊されたり略奪されたりし、幸運な人はより安全な地域や海外へ避難しています。ウクライナ人の何世代にもわたり、生涯のトラウマとなっているのです。」

 

この曲についてバンドのフロントマンであるデイヴ・キングは次のように説明する。

 

「この曲は、アイルランドの歴史における暗黒時代の回想として書いた自由の歌だ。しかし、突然、その不正とそれに対する戦いが現代の出来事になってしまった。そして、自由を奪われてしまった我々のウクライナの友人たちは、皆に希望を与えるために、この映像を作り上げたんだ。」映像には、N.Y.を拠点とするチャリティ団体「Razomfor Ukraine(Together for Ukraine)」の寄付ボタンが追加されており、Flogging Mollyを通じてウクライナの人たちをサポートすることが出来る。

 

 

【リリース情報】
アーティスト:フロッギング・モリー
タイトル:『Anthem』
レーベル:Rise Records
リリース日:2022年9月9日(金)
https://riserecords.lnk.to/FMAnthem

『Anthem』トラックリスト:
These Times Have Got Me Drinking
A Song of Liberty
Life Begins And Ends (But Never Fails)
No Last Goodbyes
The Croppy Boy ’98 (hyperlink to smarturl)
This Road Of Mine
(Try) Keep The Man Down
Now Is The Time
Lead The Way
These Are The Days
The Parting Wave

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