2023.10.28
ユニークな進化し続けるロンドンのエクスメリメンタル・ロック/パンク・ユニット、Bob Vylan (ボブ・ヴァイラン)がニュー・アルバム『Humble As The Sun』を2024年4月5日にリリースすると発表しました。 同時に、パワフルなシングル「He’s A Man」をリリースしました。
Bob Vylanのアルバム『Humble As The Sun』は、彼らがBob Vylanと言う名が世界で知られるようになり、愛されるようになって浮かび上がってきた”怒りと衝動”が多く込められてきたが、Bob Vylanはニュー・アルバムで、これまでの道のりで懸命に戦ってきた勝利と学びに支えられ、より強く、より賢くなっていることを示している。出来上がったアルバムは、リスナーに怒りとともにパワーを感じさせることを目指し、パンク、ロック、グライム、ラップを実験的な方法で融合させた新鮮で説得力のある作品に仕上がっているとのことだ。
MOBO賞を受賞し、チャート上位にランクインしたアルバム『Bob Vylan Presents the Price of Life』に続き、『Humble As The Sun』全体に織り込まれたメッセージは暗い部分もあるが、ハイ・エナジーで、反抗的で、多くの人々が犠牲となりながらも無力だと感じている、崩壊した社会的・政治的システムを堂々と批判している。このアルバムは、不当な扱いを受けても負けずに立ち向かう者たちのためのものであり、リスナーに、怒りは活用できる火であることを思い出させることを目的としている。このアルバムの制作は、生命を維持する大きな火の玉である太陽との対話から始まったと言う……。
『Humble As The Sun』で探求されたテーマやトピックは、耐え、克服し、変化をもたらす人々の能力を、しばしばユーモアを交えて祝福し、力を与えてくれる」とバンドは語る。このアルバムの歌詞に込められた意味は簡単に理解することは難しく、これまで以上に重層的であり、相変わらずダークなユーモアにあふれ、反体制的で容赦ない。
国民と権力者の間に信頼や信念がほとんど存在しない今、Bob Vylanは、燃え盛る地球の影で多くの人々を圧倒している落胆した暗闇に手を差し伸べる。彼らは、リスナーを光が見える場所へと導き、何かをし、反撃し、困難に直面しながらも前進し続ける力を与えてくれる。パンクからドラムンベース、グライム、ロックまで、そしてイングランドからジャマイカの音楽の真髄をすべてミックスしたこのアルバムは、イングランドの現状を反映したサウンドを作り出し、普通の人々が抱くフラストレーションを代弁すると同時に、忍耐力、苦難を乗り越える力、変化する力を強調している。日本に住む私たちにも、必ず響くものフレーズがあるだろう。
Bob Vylan 『Humble As The Sun』 tracklisting:
1. Humble As The Sun
2. Reign
3. GYAG (Get Yourself A Gun)
4. Dream Big
5. Hunger Games
6. Right Here
7. Makes Me Violent
8. He’s A Man
9. Ring The Alarm
10. Still Here
