2024.04.09
アメリカのオンデマンド型財務管理・人財管理ソフトウェアベンダー「Workday, Inc.」は、アイコニックなロックスターであるTravis Barker、Billy Idol、Gwen Stefaniを起用した同社のグローバルキャンペーンに巧妙な新趣向を加え、”職場にロックを取り戻そう”としている。
有名なアーティストたちが、苦労して勝ち取った肩書きを取り戻そうとオフィス内を回る中、今度は企業側が、本当の「ビジネスのロックスター」は誰なのか、彼らに挑戦し始める。このメッセージは、”We’re All Rock Stars “と “Rock Responsibly “と題された2本の新しいテレビCMではっきりと伝わり、4月8日から14日に公開され、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカの6つの主要市場で世界中の視聴者に届くそうだ。
ユーモアを交えながら、このCMは真の「ロックスター」とOLの「ワナビー」の違いを描いている。Gwen Stefaniは自分がマルチ・プラチナム・アーティストであることを指摘し、Travis Barkerはドラムで素晴らしい才能を発揮し、Billy Idolは本物のロッカーがブラック・レザー、メタリック・ジャケット、スタッズ付きアクセサリーを身に着けていることを教えてくれる。
スーパースターのGwen Stefaniは、”We’re All Rock Stars “のコマーシャルの冒頭で、視聴者に “私はたくさんの曲を書き、プラチナ・レコードを含む音楽業界で多くの賞賛を得るために努力してきた “と思い出させる。Gwen Stefaniは、ロックスターという言葉の頻繁な “誤用”、特に職場における成績優秀者に関連する “誤用 “に苛立っている。
パンク・ロックのアイコンであるBilly Idolは、WorkdayがAIとMLを世界の他のエンタープライズ・ソフトウェア企業とは異なる方法で開発していることを認めているが、「責任あるAIを使用してもロック・スターにはなれない」と言い、「そもそもなぜ “責任ある “仕事をしたいのか」と付け加えた。
伝説のドラマー、Travis Barkerは、ロック・スターになれると思っているサラリーマンが恥ずかしいという。「音楽業界は、ロックであれ、ラップであれ、ポップスであれ、真のロックスターを生み出している。「ハイテク業界やその他のオフィス環境で働く人たちが、自分たちもロックスターになれると思っているのはおかしい」とコメントした。
