2026.08.01

The XCERTS by Luke Boville
『i think i want to go home now.』は全11曲を収録し、2023年発表の前作『Learning How To Live And Let Go』に続くフルアルバムだ。バンドがFLG Recordsから発表する初のアルバムでもある。
本作は、3rdアルバム『There Is Only You』の発売10周年ツアーを行っていた時期に制作が始まった。Murray Macleod、Jordan Smith、Tom Heronの3人が同じ部屋に集まって楽曲を書くという、初期作品以来となる方法で制作され、ロンドンのBeehive StudiosでLarry Hibbittとともにレコーディングが行われた。アルバムには、Jordan Smithの母親の死や、Murray Macleodの父親ががんと診断されたこと、長年にわたる人間関係の終わりなど、メンバーが数年間に経験した出来事が反映されている。喪失や健康への不安、心の変化を扱いながら、居場所としての「家」が持つ意味についても描かれた。
Murray Macleodは本作について、「自分たちが団結し、友情を祝うべき時でした。23年前にバンドを始め、今もこうして活動していることを誇りに思っています。これは、デビュー作以来、最も純粋な”The XCERTS”のアルバムです。自分たちを定義するサウンドが何なのかを深く掘り下げ、そのすべてを注ぎ込みました」とコメントしている。
先行シングルとして発表された「do it to myself」は、メンバーがアルバムの方向性を定めるきっかけとなった楽曲だ。自己破壊的な行動や自分自身の弱さを扱い、バンドが今回目指した直接的なロックサウンドと個人的な歌詞を組み合わせている。
「rinse repeat」では、2009年発表のデビューアルバム『In The Cold Wind We Smile』収録曲「crisis in the slow lane」を意識した制作が行われた。関係の崩壊や家族の喪失といった初期作品にも通じる題材を、大人になった現在の視点から取り上げている。
「pretty ugly」では、Macleodが制作当時に抱えていた怒りや苛立ちを歌詞に反映。「bury you」は、困難な時期を過ごす友人や自分自身に対して、率直な言葉を伝えることを題材とした楽曲となっている。
『i think i want to go home now.』収録曲
1. i think i want to go home now.
2. do it to myself
3. wow
4. sinking feeling
5. bury you
6. rinse repeat
7. pretty ugly
8. dream you in
9. losing it
10. breathe in what was
11. in your eyes
『i think i want to go home now.』ストリーミング : https://open.spotify.com/album/4YOb1wqFQSAf67JdBR58BS
『i think i want to go home now.』CD/アナログ盤購入 : https://frontiers.shop/products/the-xcerts-i-think-i-want-to-go-home-now-cd
Official Website : https://www.thexcertsband.com/