NEWSお知らせ

The Linda Lindas、3rdアルバム『Gotta Get Out』リリース ニューウェーブ、ハードコア、ポストパンクまで広げた新境地

2026.08.30


 
アメリカ・ロサンゼルスのパンク・バンド The Linda Lindasが、3rdスタジオアルバム『Gotta Get Out』を8月28日にReprise Recordsからリリースした。全12曲を収録し、これまでのローファイなパンク/パワーポップを軸にしながら、ニューウェーブ、ポストパンク、ハードコア、アコースティックなど、より幅広いサウンドへ踏み込んでいる。
 

 
アルバムのオープニングを飾る表題曲「Gotta Get Out」は、これまでのThe Linda Lindasではあまり聴かれなかったニューウェーブ色の強いシンセサウンドからスタート。80〜90年代のニューウェーブ/ポップロックを思わせる質感を取り入れ、新作全体の変化を象徴する楽曲となっている。
 
今回の制作では、バンドの作曲方法そのものにも大きな変化があった。これまでは各メンバーが個別に楽曲を持ち寄る形が中心だったが、『Gotta Get Out』ではパームスプリングスで共同作曲のための合宿を実施。携帯電話などの気を散らすものから離れ、4人が同じ部屋でアイデアの段階から曲を形にしていった。
 
Lucia de la Garzaは、この方法で制作することに当初は不安もあったものの、作業を進める中でそれぞれのメンバーが自然に担う役割を理解していったと説明。Eloise Wongも、4人で一緒に書くことによって“バンドとしての集合的なサウンド”を見つけることができたと語っている。先行シングルとして公開された「Burning Out」は、これまでのThe Linda Lindasに近いポップパンク/パワーポップの勢いを維持した楽曲。一方、「Blood On Our Hands」ではハードコアからの影響を強く押し出し、激しいボーカルと攻撃的なサウンドを展開している。
 
「Closer」にはParamoreのHayley Williamsがゲスト参加。Williamsはボーカルだけでなくブリッジ部分の作曲にも加わっており、The Linda Lindasのメロディックな側面と自然に溶け合うコラボレーションとなった。中盤の「Nothing Left」では表題曲で示した方向性をさらに発展させ、BlondieやSiouxsie And The Bansheesなどを思わせるクラシックなポストパンク/ニューウェーブのグルーヴを取り入れている。
 
その一方で、「Okay」ではバンドの原点に近いローファイなパンクサウンドも健在。新たな音楽性を積極的に導入しながら、The Linda Lindasらしいシンプルで勢いのあるパンクの感触もアルバム全体に残されている。ラストを飾る「See You Next Time」は、新作の中でも特に大きな変化を示す楽曲。夢見心地のアコースティックサウンドを中心としたアレンジで、従来のThe Linda Lindasから大きく距離を取った静かなフィナーレとなっている。
 
The Linda LindasはLucia de la Garza、Eloise Wong、Bela Salazar、Mila de la Garzaの4人で構成。パンク、パワーポップ、ニューウェーブを若い世代の視点から再解釈するスタイルで活動を続けてきた。『Gotta Get Out』では、これまで培ってきた勢いを保ちながら、4人での共同作曲を通してバンド全体のサウンドを再構築。3作目にして、これまで以上に幅広い音楽性を提示する作品となっている。
 

 
『Gotta Get Out』収録曲
 
1. Gotta Get Out
2. Burning Out
3. Heldao De Limon
4. Blood On Our Hands
5. Closer
6. Nothing Left
7. High Horse
8. Break
9. I Could Be Wrong
10. Everybody Told Me
11. Okay
12. See You Next Time
 
『Gotta Get Out』
2026年8月28日リリース
Reprise Records
 
Official Website
https://www.thelindalindas.com/

BACK TO LIST

ARCHIVE

PAGETOP