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Sub Popと契約したエモラッパー、Yunoとは?

2021.02.05

フロリダ州ジャクソンビルを拠点とするソロ・アーティスト、Yunoが「Somebody」のミュージックビデオを公開しました。エモラップの中にレゲエのエレメンツが入っているのが非常に面白い。

 

YunoはSpotifyのプレイリストを何気なくチェックしていた時に見つけて良かったのでいろいろ調べてみたら、なんとSub Pop Recordsに所属していました。Sub Popと言えばインディ/オルタナティヴのメッカであり、エモロックやポップパンク系のアーティストとはこれまでにほとんど契約してこなかったはず。

昨年Yunoが発表したシングル「Sunlight」は、Sub Popらしい柔らかなギターポップといった具合で、パンクの香りはしない。本人のバイオグラフィーをみてみると、やはり元々スケーターぽい感じで、ポップパンクは自然に聴いてみたようだ。また両親はイギリスからの移民でジャマイカの血が流れていることから、幼少期はレゲエやR&Bに親しんでいた模様。

 

Yuno

 

最近、特にポップパンクのジャンルにおいては自然にヒップホップやオルタナがクロスオーバーしていて、特段アーティスト達もクロスオーバーさせるつもりでやっていない。このジャンルで何かやろうという意識が薄いのかもしれない。それらを従来のやり方でジャンルに分けたり、というよりかはいくつものタグを付けていくというのが正しいのかもしれない。今後のYunoの動き、そしてSub Popの動きにも注目してみたい。

 

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