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世界で活躍するスカパンク・クイーンズ

2021.07.07

パンクシーンにおける女性達の活躍で一番記憶に新しいものと言えば、The Linda Lindasの大ブレイクだろう。平均年齢10代半ばの彼女らは、学校生活で感じた女性差別を怒りのエナジーを込めて歌い、多くの反響を読んだ。同じように、Destroy BoysCamp Copeといった女性目線のポリティカル・パンク・スピリット溢れるアーティスト達は2010年代後半からシーンで頭角を現し、注目を集めてきた。

 

こうした流れは決して昨今のトレンドというわけではなく、パンク誕生以降、その時代感を投影した歌詞世界やヴィジュアルを持つ象徴的なアーティスト達が存在し続けている。今やパンク伝説として語られているBikini Killが最も有名なそれだろう。

 

今ではパンクも多様化し、サブジャンルも多い。それぞれに魅力があり、それぞれにコミュニティやシーンがある中で、とりわけスカパンクはポジティヴなポリティカル・アティトゥートに溢れ、男女問わず活躍している。それはスカパンク・ムーヴメントが起こってから今まで続いているように思う。

 

今回は、僕たちが生きている2021年の今を代表するスカパンクシーンの女性アーティスト達をピックアップしてみようと思う。

 

 

ORESKABAND(オレスカバンド) – No.9
今月2日に新メンバーの加入を発表したORESKABANDの最新曲「No.9」は、優々たるビートの上をダンスするように鳴り響くホーンセクションが印象的で、柔らかくも力強いボーカルワークも魅力の一つだ。日本語詞ながらワールドワイドな人気を持ち、その活動の一挙手一投足が注目を集めている。

 

 

 

Half Past Two – Shine
カリフォルニア州オレンジカウンティを拠点に活動する9人組女性ボーカル・スカパンクバンド、Half Past Twoは2020年代になって国際的な注目を集めるようになったバンドだ。反差別運動をサポートするコンピレーション・アルバム『Ska Against Racism 2020 (Asian Man Records/Bad Time Records)』にも収録されており、そこから知ったファンも多いのではないだろうか。カラフルに煌めくメロディを武器にエネルギッシュなポップなスカパンクをプレイする。

 

 

 

Catbite – Pabst Me Up
2018年にフィラデルフィアで結成された4人組女性ボーカル・スカパンクバンド。Elvis CostelloやThe Specialsを敬愛し、Catbiteのサウンド自体もクラシックな響きを持っており、そのビジュアルイメージからも彼女達が目指しているビジョンが感じ取れる。スカの懐かしい時代を切り取り、現代にアップデートしていく活動は他と一線を画している。

 

 

 

Bite Me Bambi – Hot Lava
Save Ferris、My Superhero、Karate In The Garage、Suburban Legendsといったバンドで活動してきたミュージシャン達が南カリフォルニアを拠点に活動を開始。歴史は浅く、今年デビューアルバム『Hurry Up And Wait』をB Side Recordingsを出したばかり。ボーカリストTahlena Chikamiの天真爛漫なボーカルに呼応するようなラフなスカサウンドは、ピュアなパンクロックが好きな人にオススメ。

 

 

 

The Interrupters
RANCIDやTransplantsのツアーメンバーを有するThe Interruptersは、結成当初からRANCIDらとツアーを重ね、確固たる人気を獲得してきた。デビューアルバムとなるセルフタイトル作は、Billboardの新人チャートで7位にランクイン。ボーカリストAimee Allenのカリスマ性はThe Interrupters最大の魅力で、多くのフェスティバルや海外ツアーでファンベースを拡大してきた。2021年6月にはHellcat Records/Epitaph Recordsからサマーソニックでの演奏を記録したライブ盤『Live in Tokyo!』を発表している。

 

 

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