2023.02.25
USサッド・ポップパンクの代表格、Real Friends がニュー・アルバム『There’s Nothing Worse Than Too Late』をPure Noise Recordsからリリースしました。先行公開され大きな話題となった「Tell Me You’re Sorry」やそのアコースティック・バージョンなどを含む全9曲はSpotify、Apple Musicなど各種音楽サブスクリプション・サービスにて視聴することが出来る。
2020年にオリジナル・ボーカルであり、Real Friendsを”サッド・ポップパンク”と印象付けたDan Lambton(現 rationale.)が脱退、その後、Youth Fountainで活動していたシンガーCody Muraroを迎え、Real Friendsは再始動。『Torn In Two EP』をリリースした。Real FriendsがDanのカリスマ性だけで成り立っていた訳ではなく、卓越されたポップパンク・センスを持つメンバーらの魅力、そして新加入のCodyによって引き出された新しい魅力が感じられる仕上がりで、これまでのReal Friendsファンからも好評であった。
このアルバムは、そのEPにも収録されている「Tell Me You’re Sorry 」をオープニングに幕を開ける。ちょうど1年前にリリースされたこの曲は、純粋でキャッチーなReal Friends流のポップパンクで、耳に残るコーラスがリスナーや観客を一緒に歌わせるに違いない。この曲は、Kyle Faselの際立ったベーストーンとBrian Blakeのダイナミックなドラム演奏によってさらに強化されている。
そしてアルバムリリースと共に公開されたフレッシュな新曲「The Damage Is Done 」は、ドラムのイントロから始まり、「Tell Me You’re Sorry 」からの流れにある自然なフォローアップのようだ。「Tell Me You’re Sorry」の歌詞は、あなたを傷つけた相手からの謝罪を求めるものでしたが「The Damage Is Done 」は、そのようなことが無駄であることを述べていて、「もう遅すぎる、前に進むだけだ。もう遅い、前に進もう。この過ちをすべて正すことはできない、だから僕は消える」と歌っている。なんともサッドだ。