2024.10.05
パンクロック・バンド、RAT BOY がニュー・アルバム『SUBURBIA CALLING』をHellcat Recordsからリリースしました。世界中を旅してきたRAT BOYだが、やはり故郷が一番だ。本日リリースされたニュー・アルバム『SUBURBIA CALLING』では、彼らの故郷であるエセックスにインスパイアされたストーリーが展開される。
『SUBURBIA CALLING』は、バンドのニュー・シングル「MOB MENTALITY」で幕を開ける。バウンシーなツートーン2.0のリズムがエネルギー・レベルをスパークさせ、フックではスクラッピー・パンク・ミーツ・ブリットポップのエネルギーが炸裂する。そして、落ち着きのない若者と、カーテンをひっくり返しながら中流階級のタブロイド紙を読む年長者との間の永遠の対立ほど、イギリスの小さな町の生活を鋭く象徴するものがあるだろうか?
RAT BOYのヴォーカリスト兼ギタリスト、ジョーダン・カーディは、「MOB MENTALITYは、アルバムに直前になって追加された曲で、これから始まるアルバムのティーザーでもある。僕らのサウンドを要約していると思う。エネルギッシュなパンク・スカ・ブリットで、自分たちが知っていることを何でも書いている。アルバムの最初の曲は、残りの曲のトーンを決めるのに重要だと思うんだ。」
「MOB MENTALITY」に続き、RAT BOYは、甘いスカのリズムとド迫力のパンク・フックを対比させた「RUDY’S WORLD」や、2000年代初頭のインディー・ポップ全盛期を彷彿とさせる「BEST IS YET TO COME」など、ノイズを鳴らし続け、その勢いを止めることはない。もっと大胆な瞬間もある。例えば、おどけたマッドネス風の 「BOY WONDER 」や、「Parklife 」と 「Only Fools And Horses 」のオープニング・テーマ曲を見事に掛け合わせたような、非公式な郡アンセム 「ESSEX LAND 」だ。
ジョーダンは、「エセックスについて歌いたかったんだ。僕らが住んでいる場所だし、どこかで育った人は、その場所について気づくことがある。エセックスはロンドンにとても近いけど、いろんな意味で違う。ロンドンではできないようなレコーディングやリハーサルができる場所を作ったんだ。エセックスとイングランドについて書きたかったんだ。初期の曲はそんな感じだったけど、しばらくそんな風に書いていなかったからね。またエセックスのことを書くいい機会だと思ったんだ」。
最近のシングル 「ONE IN A MILLION」、タイトル曲 「BAD MAN」、「SHE’S THE ONE 」を含むこのアルバムは、2つの重要な創造的アプローチによって形作られた。このアルバムは、RAT BOYがジョーダンのソロ・プロジェクトではなく、正式にバンドとして活動する最初のアルバムである。バンド・メンバーのリアム・ヘイガース(ベース)、ハリー・トッド(ギター)、ノア・ブース(ドラムス)は、彼らの特徴である熱狂的なパフォーマンスで楽曲を彩り、それを著名なプロデューサー、スティーヴン・ストリート(ブラー、ザ・スミス)がデモ音源を編集することで、繊細さを損なうことなくアルバムに生のエネルギーを与えた。
『SUBURBIA CALLING』は現在デジタルでリリースされており、フィジカル盤はブラック・ヴァイナル、ピクチャー・ディスク・ヴァイナル、CDがヘルキャット・レコードのストアから購入できる。『SUBURBIA CALLING』は、UKトップ15入りしたデビュー・アルバム『SCUM』と、それに続く『INTERNATIONALLY UNKNOWN』のパンク/ヒップホップ的アナーキーさに続くRAT BOYのサード・アルバムで、彼らはランシッド/オペレーション・アイビーの伝説的アーティスト、ティム・アームストロングと仕事をし、ザ・インターラプターズと北米ツアーを行った。
‘SUBURBIA CALLING’ tracklist:
“MOB MENTALITY”
“RUDY’S WORLD”
“ONE IN A MILLION”
“BEST IS YET TO COME”
“EVERY LITTLE HELPS”
“SUBURBIA CALLING”
“BADMAN”
“SHE’S THE ONE”
“ESSEX LAND”
“HANDBAGS AT DAWN”
“DAY TRIP TO LONDON”
“BOY WONDER”
“TAKE MY PLACE”