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90年代ニュージャージー・ハードコア”No Escape”、初期音源をまとめた『No Escape : 1990-1993』リリース

2024.11.09


 
ハードコア・バンドの草分け的存在であるNo Escapeが、Revelation Recordsとタッグを組み、『No Escape:1990-1993』をリリースしました。 このアルバムは、バンドが1990年から1993年にかけてレコーディングしたすべてのスタジオ音源を、Brad Boatright(Audiosiege)による新たなミックスとマスタリングを加えて初めてまとめたものである。 この15曲入りのアルバムは、現在ストリーミングで聴くことができる。
 

 
バンドの初期レコーディングの中でも傑出した曲のひとつが「Framework」だ。 ギタリストのSteve Crudelloは次のように語っている。「現代のハードコア・バンドが、同じようなテンポの速い4コードと標準的なブレイクダウン・パートを演奏したり、”エモ “スタイルでメロディックになったりしていた頃、No Escapeは台本をひっくり返すことに決めたんだ。 “Framework “は、音楽的にも歌詞的にも、当時のハードコア・バンドに期待されていたものよりスローで、ヘヴィで、より生々しい。 冒頭のスネアから、この曲は純粋な怒りと感情の揺れで何もためらわず、彼らのカタログの中でも傑出した存在であり続けているんだ」。
 
配信URL : https://orcd.co/noescape19901993
 
1989年、ブルックリン・グリーンポイントに、No Escapeの種が蒔かれた。 Tim Singer(当時Boiling Point Zine、その後Deadguy、Kiss It Goodbyeに参加)とSteve Crudello(当時Turning Point、その後Seven Goneに参加)は、ニューヨーク在住中に出会った。 約1年後、共にニュージャージーで育ったSteveとTimは、ニュージャージーのオーシャン・シティで同居人になった。 SteveはドラムのChris Brisiel(デラウェア州出身)、ベースのBen Lerman(フィラデルフィア出身)とジャムを始めた。 数回の練習と数曲の作曲の後、Timはすぐに参加しようとし、No Escapeは楽しいアイデアから現実のものとなった。 そして、彼らは走り出していった。 オリジナル時代、No Escapeはデモ、Turning Pointとのスプリット(Temperance Records)、1995年のJust Accept It LP(Overkill Records)をリリースした。 2021年、バンドは一時的に再結成し、Hellminded Recordsからリリースされた6曲入りEP『Selective Punches』をレコーディングしていた。
 

 
No Escape: 1990-1993 Tracklist:
 
1. Falling
2. Just Accept It
3. Bed Of Nails
4. Left Hanging
5. No Question
6. Time Bomb
7. Downtime
8. Framework
9. Guilty
10. Silenced
11. Falling (Demo)
12. Thread (Demo)
13. Blind (Demo)
14. Search (Demo)
15. Guilty (Demo)
 

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