2026.01.31

アメリカのハードコア・パンクバンド”How Much Art”が、ニューシングル「XO」をConvulse Recordsからリリースした。
「XO」は、バンドのデビューシングル「PR」に続く楽曲であり、シンセサイザーを基調とした音と力強いギター、そしてボーカリストPat Flynnの歌声を特徴としている。
“How Much Art”は、FiddleheadやHave Heart、Free、Sweet Jesusなどの活動でも知られるPat Flynnが、友人でありマルチインストゥルメンタリストのDarin Thompsonと再会したことから結成された。2人は、シンセベースの音楽の壮大さとハードコアの精神と強度を融合させるアイデアを共有し、プロジェクトを始動した。これに続き、FiddleheadやHave Heart、Free、Sweet JesusなどのドラマーShawn Costa、GELやNaveで活動するギタリストMaddi Nave、Qualmsのシンセ奏者Justin Mantell、So AutomaticやSweet Jesusなどで活動するベーシストAdam Gonsalvesが加わり、バンド編成が整った。
Flynnは「XO」の歌詞について、英語、フランス語、中国語、アイルランド語、スペイン語の5つの言語が登場すると説明している。各言語はその言語を母語とする話者が、愛について歌うか、詩人の言葉をその言語で朗読する形で使われているという。歌詞は、真の深い愛の本質と、それを表現する際に言葉がいかに不十分であるかを描写している。フランス語ではパリのデュオCopycatが歌詞を担当し、友人や家族が詩人Li Bai、Antoine O’ Rafteiri、Cesar Vallejoなどの愛の詩をそれぞれの母語で朗読している。Flynnは、この楽曲を制作する際、人生で最も強烈な体験に対する暗く瞑想的な反映の音だと感じ、愛する人への思いを5つの言語で伝えようと試みたと述べている。
Flynnはまた、このバンドを自身の音楽的旅の残りを見届ける生涯のプロジェクトとして捉えていると語っている。彼は、本プロジェクトが「本当に自由で創造的でありたい」という願望から生まれ、シンセサウンドがこれまで表現できなかった感情に応えると説明している。
“How Much Art”は1月の終わりまで東海岸でライブを行い、ブルックリン、フィラデルフィア、ボストンのSomething In The Way Festなどの公演を含むツアーを予定している。今後も2026年に向けて音楽を発表する予定である。