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2022年に活躍が期待される女性ボーカル・ポップパンクバンド 4選

2022.01.07

ポップパンク・シーンは2021年でグッと多様化し、一言で「ポップパンク」と表現出来る音楽は少なくなったように思う。ポップパンクの代表的なレーベルであるHopeless RecordsやFearless Records、Pure Noise RecordsやEqual Vision Records、Fueled By Ramenではここ数年のトレンドを感じさせながらも、新しい流れをブレンドしたサウンドを鳴らすアーティストが躍動。その中でもMeet Me @ The Altarはポリティカルなアチチュードも評価されパンクなリスナーからも評価を得た。また、Stand Atlanticといったピュアなポップパンクを鳴らすバンドも、ロックな一面を見せるなど日々スタイルを変えながら、ファンベースを拡大している。

 

今や「ポップパンク」というジャンルで一言に括ることの出来ないスタイルこそが「次のトレンドになり得る可能性を秘めている何か」としてシーンで一目置かれるようになっている。そんな流行の中で、特異なスタイルを持ち、独特な存在感を放つ女性ボーカル・ポップパンクの中から、特に今年活躍が期待できるアーティストをピックアップし、プロファイルしてみた。

 

 

All Hours 「Downward」

オーストラリア/ブリズベンを拠点に活動するAll Hoursは、2021年にEP『Perspectives』をリリース。メロディック・ハードコアのアグレッシヴさとポップパンクの雄大さを掛け合わせたサウンドはもちろん、そのコントラストを鮮やかに演出するボーカリストDani O’Gradyの技量は一級品。コンスタントな活動を続け、オーストラリアから世界へ羽ばたくのも時間の問題だろう。

 

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MIGHTY HOPE 「Footprints」

神奈川を拠点に活動するポップパンク/メロディック・トリオMIGHTY HOPEは2021年に日本のポップパンク/ロックシーンで衝撃的なデビューを果たし、日々SNSで話題に上がっていた。ギター/ボーカルを務めるRicoの力強い歌声は、日本語詞と英語詞をブレンドしながら、感情の起伏を上手く楽曲に落とし込み展開していく。

 

 

 

Cawston 「The More You Stay Away」

カナダ/ケロウナから現れたCawstonは、昨年後半からDreamboundから注目度を高めたバンドのひとつだ。エモーショナルなポップパンク/ロック・サウンドは、プログレッシヴ・メタルコアの影響も交えながらダイナミックに展開。2021年は「The More You Stay Away」と「June Sixteenth」とシングルリリースのみ、今年はEP/アルバムのリリースに期待だ。

 

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Glacier Veins 「Cover Me」

Common Ground CollectiveからEqual Vision Recordsへ移籍したポートランド拠点のGlacier Veinsは、ポップパンクをベースにインディロック/ポップスやオルタナティヴな感覚を持つEqual Vision Recordsらしいサウンドを鳴らし、注目を集めた。自身のサウンドを「Dream Punk」と形容しているので、もしかしたらドリームポップとポップパンクをブレンドしたサウンドを追求しているのかもしれません。Tigers Jawあたりと共演したらグッと人気が出そうなポテンシャルを秘めていますね。

 

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