2021.09.11
カリフォルニアを拠点に活動するパンクロックバンド、Face To Faceが、通算11枚目のアルバム『No Way Out But Through』をFat Wreck Chordsからリリースしました。
Face To Faceらしい、Face To Faceにしか作ることの出来ないパンク・アルバムに仕上がっており、2016年にリリースされた『Protection』の延長線上にあるように感じる。火花を飛び散らせるようなパンキッシュさより、老練のパンクロックと言えるサウンド・デザインでまとめており、TreverはSPINでのインタビューで自分と同世代 (50代) には共感してもらえるような、非常にシンプルな生活の歌詞も聴きどころだと話す。
先行公開された「Farewell Song」は、最近のMXPXのような牧歌的なメロディが印象的なポップパンク/パンクロック。アルバムを聴き込むほどに愛着が湧き上がる一枚。
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