2022.05.20
60年代から70年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出したウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』の新たな本編映像が到着しました。
2022年5月27日から新宿シネマカリテほか、全国のシアターで順次公開される『エコー・イン・ザ・キャニオン』は、1960年代から70年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出した「ウェストコースト・ロックの聖地」ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリーとなっている。ボブ・ディランの息子ジェイコブ・ディランがホストとなり、リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウンなどらにインタビューを行なった。
エリック・クラプトン
リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)
ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)
この度公開するのは、当時のミュージシャンたちがいかに刺激を与え合い、相乗効果を生んでいたかを語る映像。ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは「ビートルズは好きなグループだった」とした上で、彼らの「ラバー・ソウル」(65)に圧倒されて自身のアルバム「ペット・サウンズ」(66)を書いたと語った。
さらにエリック・クラプトンは「ビーチ・ボーイズはクリームにとって哲学的に最も影響を受けたバンドだ 『ペット・サウンズ』には特にね」と明かし、アメリカ西海岸とイギリスという海を超えたそれぞれの音楽シーンで互いに影響を与え合っていたことがわかる。
ママス・アンド・パパスやキャロル・キングを手掛けた名プロデューサーのルー・アドラーは「ペット・サウンズ」をローリング・ストーンズのプロデューサー、アンドリュー・オールダムやビートルズのポール・マッカートニーに聴かせ、ブライアンの曲作りをどう参考にできるか考えた結果、ビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(67)が生まれたと語る。
ウェストコースト・ロックを代表するバンド、CSN&Yのグラハム・ナッシュとスティーヴン・スティルスは「ペット・サウンズ」と「サージェント・ペパーズ」は傑作であり、聴くだけでその相互作用が分かると断言。60~70年代のローレル・キャニオンという渓谷で、ミュージシャンたちのインスピレーションがまさに“エコー”のように反響し合っていた様子が明らかとなった。
映画本編ではその他にも、トム・ペティ、ジャクソン・ブラウン、デヴィッド・クロスビーなど大物ミュージシャンが続々登場し、当時の音楽シーンや名曲誕生の背景を振り返っている。
▶︎映画情報
『エコー・イン・ザ・キャニオン』
5月27日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
出演:
トム・ペティ
ブライアン・ウィルソン
リンゴ・スター
エリック・クラプトン
スティーヴン・スティルス
デヴィッド・クロスビー
グラハム・ナッシュ
ジャクソン・ブラウン
フィオナ・アップル
ベック
ノラ・ジョーンズ
キャット・パワー
ジェイコブ・ディラン
配給:アンプラグド
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『エコー・イン・ザ・キャニオン』
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ザ・ビートルズ
ザ・ビーチ・ボーイズ
エリック・クラプトン他大物ミュージシャン達が共に過ごした
聖地を巡るドキュメンタリー🌿https://t.co/5Rx8V8CnR2 pic.twitter.com/DL7mRZ0127— 『エコー・イン・ザ・キャニオン』5/27(金)より全国順次公開 (@eic_jp) April 4, 2022