2024.08.18
パンクロック・バンド、Hot Water Musicのギタリスト/シンガーとして知られるChuck Raganが、ニューシングル「Wild In Our Ways」を配信リリースしました。
Hot Water Musicの絶対的なアイコンであり、パンクシーンの重要人物であり、そしてフォークの名手であり、フライフィッシングの腕も確かであると言うChuck Raganは、Rise Recordsから2024年10月25日にニュー・アルバム『LOVE AND LORE』をリリースすることを同時に発表している。彼はこのアルバムについて「僕の曲作りのアプローチは、曲が必要とするものなら何でも、あるいは曲がどこへ連れて行こうとも、ただそれを呼吸させることなんだ」と語っている。
10年ぶりとなるソロ・アルバムは、永遠のパンクバンド、Hot Water Musicの共同フロントマンとしてのキャリア、そしてソロ・アーティストとしてのキャリアを要約したものと言えるだろう。 常に境界線を押し広げ、ジャンルにとらわれないChuck Raganの音楽は、画期的でありながらChuckらしさも感じられるという稀有な特徴を常に追求し、さらに重要なことにそれを達成している。 彼のニューシングルである激しいロック・ナンバー「Wild In Our Ways」は、その完璧な例だと言える。 Chuckのソロ曲の中では最もハードな部類に入るが、一目でそれとわかる彼のヴォーカルが入ると、まるでキャンプファイヤーを囲むフランネルの毛布のように、心地よいChuck Raganの音楽の暖かさに包まれる。
生存と闘争の歌である「Wild In Our Ways」は、負け犬を応援し、彼を高く持ち上げる反抗的なアンセムだ。 「僕らは何でも言えるし/果てしない道の泥を愛する/僕らは孤独であることを意味しない/足を止めて歌う/僕らは降伏することを意味しない、屈服することを意味しない」という歌詞を、彼は拳を突き上げ、ブルーカラーの信念をもって歌う。 この10年ぶりのソロ・アルバム『Love And Lore』でも、その思いは否定できない。