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Ballyhoo!、John Feldmannプロデュースの10thアルバム『Bad Summer』リリース ポップパンク色強めのカラフルな新作

2026.08.30


 
アメリカ・メリーランド州のBallyhoo!が、10thスタジオアルバム『Bad Summer』を8月28日にRight Coast Recordsからリリースした。Goldfingerのフロントマンとして知られ、Blink-182、The Used、Avril Lavigneら数多くの作品に携わってきたJohn Feldmannをプロデューサーに迎えた全12曲入りの作品となる。
 

 
Ballyhoo!はこれまでレゲエ、スカ、パンク、オルタナティブ・ロックを横断するスタイルを築いてきたが、『Bad Summer』ではこれまで以上にポップパンクとロックの比重を高めている。90年代から2000年代初頭のオルタナティブ/ポップパンクを思わせるギター、Feldmannらしい大きなフックとタイトなプロダクションを取り入れながら、Ballyhoo!が長年持ち続けてきた海岸沿いのリラックスした空気感も残した。
 
ボーカル/ギターのHowi Spanglerは、次の作品を特別なものにしたかったこと、そして以前からFeldmannとアルバムを制作することが自身の希望だったと説明。実際に実現させるため大きな一歩を踏み出し、完成した作品は自身の想像を超えるものになったと振り返っている。FeldmannもBallyhoo!について、メンバー全員が優れたミュージシャンであり、新しいアイデアに非常にオープンだったとコメント。共同作業を通して完成したアルバムに強い手応えを感じていると語った。
 
オープニングの「Sixteen Forever」は、汚れた質感を持つギターから勢いよく展開するポップパンク・ナンバー。若かった頃の感覚や失われた時間に目を向ける内容となっており、一方でアルバム終盤の「Ruby Drive」では、過去を振り返りながら現在の自分たちに意味を見いだそうとする視点が描かれている。
 
表題曲「Bad Summer」は、別れを経験した後の夏をテーマにした楽曲。明るくキャッチーなメロディとは対照的に、思い描いていた夏が崩れていく感覚や、そこから前へ進もうとする気持ちを扱っている。「Slowly Dying」ではポップパンク色がさらに強まり、太いギターと大きなコーラスを展開。「Blood Money」はアルバムの中でも特にヘヴィな側面を持ち、ポストハードコアに接近するアレンジを取り入れている。「The Alchemist」では明るいポップパンク、「Mandatory」ではオルタナティブ・ロック寄りのアプローチを見せるなど、楽曲ごとに異なる方向性が盛り込まれた。
 
一方で、Ballyhoo!らしいレゲエ/ダブの要素も完全に姿を消したわけではない。「Long Weekend」では仕事と私生活のバランスや十分な休息を取れない日常を、ゆったりとしたレゲエ/ダブのサウンドに乗せて描く。「Cali Girl II」でもリラックスしたレゲエ色を残し、ポップパンク中心となったアルバムの中でこれまでのバンドとのつながりを示している。
 
「Happy」にはSaxl Roseが参加し、サックスをフィーチャーした80年代を思わせる明るいサウンドを展開。「I Guess I’ll Go Fuck Myself」ではインターネット上の荒らしや否定的な言葉に向き合い、キャッチーなコーラスとブレイクダウンを組み合わせている。
 
『Bad Summer』
2026年8月28日リリース
Right Coast Records
全12曲
 

 
Official Website
https://ballyhoorocks.com/

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