2026.09.06

イギリスのポップパンク/オルタナティブ・ロック・バンド AS IT ISが、ライブEP『So A-Live!』を9月4日にFLGからリリースした。バンドにとって初のライブ録音作品で、Marshall Studiosにてボーカルグループ Esperaとともに収録されている。EPには「I’m So Alive!」「Do You Remember?」「Live, Laugh, Love, Los Angeles」「Marilyn」の4曲を収録。いずれも2026年7月に発表された5thアルバム『As It Is』から選ばれ、スタジオ版とは異なるアレンジで生演奏された。
ボーカルのPatty Waltersは、以前からライブ録音作品を作りたいと考えていたものの、これまで適切なタイミングが訪れなかったと説明。今回のセルフタイトル作とそこに収録された楽曲が、自分たちが現在どのようなソングライター、演奏者、そして友人であるのかを祝ううえで最適な機会になったという。
セッションにはEsperaのLynsey Ward、Mathilda Riley、Paige Phillipsに加え、ピアノのKianna Blue、サックスのPete Fraserも参加。既存曲へ新たなボーカルハーモニーや楽器アレンジを加え、4曲をライブ作品として再構築した。EsperaのLynsey Wardは、もともと「I’m So Alive!」のスタジオ版に参加していたことに触れ、今回初めて同じ空間で一緒に演奏できたことは特別な経験だったとコメントしている。
さらにAS IT IS側から「Do You Remember?」「Live, Laugh, Love, Los Angeles」「Marilyn」に追加ボーカルアレンジを書き、実際に演奏してほしいと依頼されたことにも言及。バンドから大きな信頼を寄せてもらえたことが、このライブEPをより意味のある作品にしたと振り返った。
『So A-Live!』の母体となったセルフタイトル・アルバム『As It Is』は、2026年7月17日にFLGからリリース。Official UK Independent Album Chartで1位を獲得し、Patty Walters、Ben Biss、Ali Testo、Patrick Foleyによる4人体制では約8年ぶりのフルアルバムとなった。
バンドにとってこの作品は、過去を否定して新しく生まれ変わる“再発明”ではなく、もう一度お互いとのつながりを取り戻す“再接続”として制作されたものだった。個人的な困難やラインナップ変更、『I WENT TO HELL AND BACK』期に抱えていた重圧を経て、まず友人として関係を取り戻したことが新作制作の出発点になった。
Walters自身も一時期バンドから距離を取り、メンタルヘルスを優先しながらAS IT IS以外の自分自身を見つめ直した。その結果、バンド活動は義務ではなく、自分たちが再び選んで取り組むものへと変化したという。
セルフタイトル作はプロデューサー Kel Pinchinと複数回のセッションを重ねて制作。初期に影響を受けたサウンドへ立ち返りながら、これまで以上に率直でパーソナルなソングライティングを取り入れた。
『So A-Live!』では、その新たなフェーズをスタジオ作品とは異なる形で記録している。AS IT ISの4人とEsperaらゲストミュージシャンが同じ空間で演奏することで、楽曲そのものだけでなく、現在のバンドが持つ関係性やライブでの一体感まで封じ込めた作品となった。
『So A-Live!』収録曲
1. I’m So Alive! (Live at Marshall Studios)
2. Do You Remember? (Live at Marshall Studios)
3. Live, Laugh, Love, Los Angeles (Live at Marshall Studios)
4. Marilyn (Live at Marshall Studios)
『So A-Live!』
2026年9月4日リリース
FLG
Streaming
https://ffm.to/asitis-soaliveep