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The Cramps、1977年録音の未発表アルバム『Gravest Gravy』が正式リリースされることに

2026.05.28


 
アメリカのサイコビリー/ガレージパンクバンド “The Cramps” が、未発表アルバム『Gravest Gravy』を2026年8月21日にVengeance Recordsよりリリースすることを発表した。あわせて、未発表曲「TV Set」も公開されている。
 

 
『Gravest Gravy』は、1977年10月にメンフィスのArdent Studiosで録音された作品で、Big StarのAlex Chiltonがプロデュースを担当。当時制作されていたシングル「Surfin’ Bird」「Human Fly」や、1979年のEP『Gravest Hits』に関連するセッションの一部として録音されていた音源群となる。
 
当時録音された追加楽曲は長年未発表のままとなっていたが、近年Brian Kehewがオリジナルテープを復元。Henry RollinsとIan MacKayeが複数のミックスを確認し、最終バージョンの選定を行った。さらに、Ian MacKayeとDon ZientaraがInner Ear Studiosで一部トラックのEQ調整を担当し、Pete Lymanがマスタリングを手掛けている。最終的な承認はPoison Ivyが行った。
 
アルバムには「TV Set」「Weekend On Mars」「Twist & Shout」「Jungle Hop」「Rocket In My Pocket」など全12曲を収録。『Psychedelic Jungle』収録曲の初期バージョンや、Paul Revere and the Raiders「Hungry」、Roy Orbison「Problem Child」などのカバーも含まれている。
 
“The Cramps” は1976年にニューヨークで結成され、Lux InteriorとPoison Ivyを中心に活動。パンクロック、ロカビリー、ガレージロック、ホラー映画文化を融合したスタイルで、サイコビリーというジャンルの成立に大きな影響を与えた。1980年のデビューアルバム『Songs The Lord Taught Us』や、『Psychedelic Jungle』(1981年)、『A Date With Elvis』(1986年)などの作品を通じてカルト的支持を獲得している。
 
2009年のLux Interior死去以降、公式な新作リリースや再発は長く行われていなかったが、今回の発表にあわせてPoison Ivy、In The Red RecordsのLarry Hardy、元プロデューサーJimmy Maslonによる”Cramps, Inc.“も始動。Vengeance Recordsの再始動に加え、過去作品の再発や公式マーチャンダイズ展開も進められる予定となっている。
 
Official Website
https://thecramps.com/

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