2022.05.13
ニューヨーク州オールバニ出身のポップパンク・バンド、 State Champs (ステート・チャンプス) が、ニューアルバム『Kings of the New Age』をPure Noise Records / ICE GRILL$ からリリースしました。2018年にリリースしたアルバム『Living Proof』以来、実に4年振りとなる新作は、先行シングル「Eventually」、「Everyboy but You」、「Outta My Head」、「Just Sound」ほか、Against The CurrentのシンガーChrissyとのコラボ曲「Half Empty」やFour Year Strong参加の「Sundress」など充実の全11曲で構成されている。
『Living Proof』はBillboard 200で28位にランクイン、インディーズ部門では最高2位を記録するなど、セールスにおいても成功を収めた。2020年にTony “Rival” Diazが脱退。以降、ツアーサポートを入れながら正規の4人で活動を続け、Simple Plan、We The Kingsとのコラボ曲「When I Belong」を発表、さらには大規模なツアーやフェスへの出演を続けながら、現代ポップパンク・シーンを牽引し続けてきた。
昨今、Travis Barkerを筆頭にMachine Gun Kellyといったシンガソングライターがポップパンクを鳴らし、Avril Lavigneがポップパンクなアルバムで再びロックシーンで注目を集めるなど、いわゆるパンク・シーンとは別の場所で「ポップパンク」のリバイバルが行われてきた。State Champsはその波に乗るでもなく、別の形でメインストリームへ食い込もうとするでもなく、彼ららしさに磨きをかけてきた。スケーターをフィーチャーした「Outta My Head」のビデオやアルバム・アートワークからは、彼らがいつまでも変わらぬポップパンクを鳴らしていくという気概を感じられる。
大きなスタイルチェンジはなくとも、新しい試みを感じる楽曲もいくつかある。中でもAgainst The Currentの女性シンガーChrissyをフィーチャーした「Half Empty」では、メインストリーム・ロック・シーンから飛び出してきてもおかしくない、フックの効いたダイナミックなポップパンクを聴かせてくれる。ただ、ポップパンクからどこか遠くへいってしまうようなセルアウトの雰囲気は感じられない。
「Kings of the New Age」という自信に満ち溢れたタイトルは、ファンの期待を超えるState Champsらしさ溢れる爽やかなアルバムに仕上がっており、この夏のサウンドトラックにぴったりの仕上がりと言えるだろう。
State Champs 『Kings of the New Age』
▶︎タワーレコード・オンライン : https://tower.jp/item/5404479/KINGS-OF-THE-NEW-AGE
1.Here To Stay
2.Eventually
3.Everybody But You (Ft.Ben Barlow)
4.Outta My Head
5.Fake It
6.Half Empty (Ft.Chrissy Costanza)
7.Just Sound
8.Act Like That (Ft.Mitchell Tenpenny)
9.Where Were You
10.Sundress (Ft.Four Year Strong)
11.Some Minds Don’t Change
BACK TO LISTKings Of The New Age comes out TOMORROW‼️
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— State Champs 👑 (@State_Champs) May 12, 2022