2026.08.18

Photo credit: Derek Bremner
「SWALLOW」が描くのは、深い喪失によって生と死の間に取り残されたように感じる状態だ。大切な人を失ったあと、その人なしでどう生き続ければいいのか分からなくなる感覚を、RØRY自身の言葉で表現している。
RØRYは楽曲について、「『SWALLOW』は、悲しみによって、生と死の間のどこかに宙吊りにされたように感じる場所についての曲です。実際に死にたいわけではないけれど、もし死んだら、少なくともその人のいる場所へ行けるのではないかという考えが浮かんでしまう。同時に、その人なしでどうやって生き続ければいいのかも分からないんです」と説明した。ミュージックビデオでは、その感覚を視覚的にも表現。RØRYがビニール袋によって息苦しさを表現する場面や、浴槽の水中に沈むシーンが撮影されており、撮影中には実際に意識を失ったという。
「映像でも、身体的に同じ場所へ行きたいと思いました。やりすぎてしまって、撮影中に意識を失いました。こんなことは今まで一度もありませんでした。でも、その強烈さがあったからこそ、悲しみの身体的な感覚を映像に残せたように感じています」と振り返っている。
『BLOODLETTING』は、2025年発表のデビューアルバム『RESTORATION』に続くフルアルバム。喪失、怒り、死、そして生きることをテーマに据え、長年制作をともにしてきたKINGDOMSがプロデュースを担当した。Bring Me The HorizonやMuseなどを手掛けてきたDan Lancasterも、追加プロダクションとミックスで参加している。
RØRYはアルバム制作について、長年にわたって他人を許し、理解し、言い訳を受け入れながら生きてきたことで、自分自身の大きな部分から切り離されていたことに気づいたと説明。『BLOODLETTING』は、そうした感情を取り戻していく過程から生まれた作品だという。収録曲には、「SWALLOW」に加えて、これまでに発表された「DEGRADATION」「KIDS THESE DAYS」「DEAD GIRL WALKING」「STRANGE」など全13曲を収録する。
『BLOODLETTING』収録曲
1. [welcome to bloodletting]
2. DEGRADATION
3. SWALLOW
4. a cure for cancer
5. MORTAL
6. [the death of a people pleaser]
7. KIDS THESE DAYS
8. DEAD GIRL WALKING
9. GREY
10. [oh when the saints]
11. hometown
12. STRANGE
13. [do you want to live?]
RØRYはDownload Festival 2026のメインステージ出演後、2027年1月から2月にかけて過去最大規模となるUKヘッドラインツアー「THE BLOODLETTING UK TOUR」を開催することも発表している。全公演にDelilah BonとMothicaがサポートとして出演し、マンチェスター、グラスゴー、ノッティンガム、バーミンガム、カーディフを巡った後、ロンドンのO2 Academy Brixtonでツアーを締めくくる。
THE BLOODLETTING UK TOUR
2027年1月30日:マンチェスター – Academy
1月31日:グラスゴー – O2 Academy
2月2日:ノッティンガム – Rock City
2月3日:バーミンガム – O2 Academy
2月5日:カーディフ – The Great Hall
2月6日:ロンドン – O2 Academy Brixton
「SWALLOW」ストリーミング
https://itsrory.lnk.to/SWALLOW