2026.08.01

アメリカのポップロック・バンド “Plain White T’s”が、カナダ出身のポップロック・アーティスト “LOLO”を迎えた「Hey There Delilah」の新バージョンを公開した。原曲は、2006年5月9日にリリースされた”Plain White T’s”の代表曲。今回の新バージョンでは、これまで主人公からDelilahへ語りかける形で描かれてきた物語に、LOLOがDelilah側の視点から書いた歌詞とボーカルを加えている。
Tom Higgensonの歌声にLOLOのパートが応える構成となり、物語に登場する2人のやり取りを一つの楽曲として表現。LOLOによるハーモニーも重ねられ、原曲とは異なる視点から物語を展開する作品に仕上がった。
LOLOは2020年、Delilahの視点から制作した「Hey There Delilah」への返答曲をSNSで公開。同バージョンはTikTokを通じて広まり、6年後となる今回、”Plain White T’s”からの招待を受けて正式なコラボレーションが実現した。LOLOは、「『Hey There Delilah』とともに育った人なら、Delilahが本当はどのような人物だったのか、一度は考えたことがあると思います。私もそうでした。いつか自分がDelilahになるなんて、想像したこともありませんでした」とコメントしている。
さらに、幼少期にはキャンプのタレントショーでも同曲を歌ったと明かし、「2020年にDelilahの視点から返答曲を書き、それがTikTokで広まりました。それから6年後、”Plain White T’s”に正式な再解釈へ招いてもらえたことは、信じられないほど感慨深く、とても不思議な経験です」と振り返った。
「Hey There Delilah」は全世界で25億回を超えるストリーミング再生を記録し、アメリカのBillboard Hot 100では1位を獲得。グラミー賞では「年間最優秀楽曲」と「最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)」の2部門にノミネートされた。リリースから約20年が経過した現在も、カバーやSNS上の再解釈を通じて新たなリスナーに聴かれている。今回のLOLOとのコラボレーションでは、原曲で語られなかったDelilah側の言葉を正式に加えることで、楽曲の物語を新たな形で提示した。
Official Website
https://plainwhitets.com/