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NOFX、新曲「Punk Rock Cliché」はblink-182が歌うはずだった?驚くべきバックストーリーとは

2022.11.03

 

NOFX が 12月にリリースするニュー・アルバム『Double Album』から先行シングル「Punk Rock Cliché」をリリースしました。

 

 

この楽曲が公開されたのと同時にSPINによるFat Mikeへのインタビューが公開され、「Punk Rock Cliché」のバックストーリーについて明らかとなった。NOFX、そしてblink-182のマニアックなファンであれば、”Punk Rock Cliché”という曲名を聞いたことがあるかもしれない。そう、それはちょうどblink-182からTomが脱退し、Matt Skibaが参加するタイミングでblink-182が新曲として「Punk Rock Cliché」という曲を発表する予定があるといくつかのメディアに話していたからだ。結局、この曲はある出来事が原因で発表されることはなかったものの、この度、NOFXの新曲として発表されることになった。

 

SPINのインタビューによると、Fat Mikeは約6年前、Matt Skibaがblink-182に加入することが決定しアルバム『California』のデモを制作している時から話は始まる。MikeはMattに「Punk Rock Cliché」の原型とも言える音源を聴かせたところMattがblink-182の曲として素晴らしいものになると喜び、そこから歌詞などを共に制作したという。そのデモをMattがblink-182のスタジオに持ち込み、blink-182の楽曲として制作。アルバム『California』が完成するタイミングで行われたバンドへのインタビューでTravis Barkerがアルバムのリードトラックとして「Punk Rock Cliché」という最高の曲があると発言した。

 

その後、blink-182チームの中でも「Punk Rock Cliché」はアルバムからのファースト・シングルとして発表することが決まり、MattもMikeに電話で「俺たちの曲がファースト・シングルになる」と伝えられたそうだ。しかしそれから6週間後、Mikeとの共作であることからアルバムから「Punk Rock Cliché」が外されることが決定。Tomが脱退した直後であり、Mikeが作った曲をblink-182が歌うことでTomがよく思わないのではないかとの理由で発表されることはなくなってしまった。

 

それからblink-182とNOFXでこの曲のスプリットを出すアイデアを提案するも返答はなく、今回NOFXの楽曲として日の目を浴びることとなった。Mikeは「blink-182バージョンの方が良いけどね」と言いつつ、まだこれから発表される楽曲も面白いとインタビューに答えている。

 

 

■『Double Album』

1. Darby Crashing Your Party
2. My Favorite Enemy
3. Don’t Count on Me
4. Johanna Constant Teen
5. Punk Rock Cliché
6. Fuck Day Six
7. Is It Too Soon if Time Is Relative?
8. Alcopollack
9. Three Against Me
10. Gone with the Heroined

 

 

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