2022.05.01
Machine Gun Kellyが、次作からラップシーンへ回帰する予定があることをAudacyで配信されているKevan Kenneyのポッドキャスト「Check In」のインタビューで明らかにした。Machine Gun Kellyは下記のように話をしている。
「自分自身のためにラップアルバムを作る予定があるんだ。他に理由もない、ただ肩の力も抜いて…人に何かを証明するために何かをやり続けたら、自分自身を狂わせることになるし、良い作品を作れなくなるんだ」
「『Tickets To My Downfall』と『Mainstream Sellout』を作った理由としては、作りたかったからだよ。今はあのサウンドを懐かしんでもらう必要もある。『Tickets To My Downfall』と 『Mainstream Sellout 』はコンパニオン・アルバム (仲間と作ったアルバムというような意味) だから、3枚目を作っても、そんなに刺激的にならないと思うんだ」
元々、Machine Gun Kellyはラッパーとして成功を収めていた人物。彼が様々なフレンドシップからポップパンク・アルバムを発表、それが結果としてビルボードチャートで1位を記録するヒットを収めました。一部の音楽リスナー、特にポップパンク・シーンからは「セルアウトだ」と揶揄されるなどし、賛否両論を巻き起こしましたが、そんな彼らに「シーンを壊しているのは、君たちだ」と釘をさした新作『Mainstream Sellout』は再びビルボードチャートで1位を獲得しています。
彼がこのタイミングでラップシーンに戻るということは、数十年後にポップパンクの歴史を振り返ったとき大きなターニング・ポイントになるに違いない。「次は俺だ」と意気込む若手オルタナティヴ・ミュージシャンたち、例えばSuecoやCaspr、KennyHooplaやPOORSTACY、MOD SUNからYUNGBLUDなどが実際に成功をし始めているのをみると、Machine Gun Kellyの成功によってポップパンク・シーンが活性化したということに異論は出ないだろう。
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