2026.09.06

Fake Namesが、3rdスタジオアルバム『Punk Ruins』を10月23日にリリースすることを発表した。あわせて、アルバムのオープニングを飾るニューシングル「Until It’s Normal」のオフィシャル・ミュージックビデオも公開している。
Fake NamesはBad Religion/Minor Threat/Dag NastyのBrian Baker、S.O.A./Embrace/The FaithのMichael Hampton、Refused/INVSNのDennis Lyxzén、Girls Against Boys/SoulsideのJohnny Templeを中心に結成。今回からRocket From The Crypt/OFF!のMario Rubalcabaが新ドラマーとして加わった。
「Until It’s Normal」はギター主導のストレートなパンクロック・ナンバー。現在広がるファシスト的なプロパガンダを信じ込む人々への苛立ちを歌詞へ落とし込み、新作全体で扱われる政治的操作や現代社会の神経症的な空気を象徴する一曲に仕上がった。『Punk Ruins』では、D.C.ポストハードコアの緊張感とクラシックなパワーポップを自然に融合。政治や社会への批判を前面に出しながらも、パンクロックそのものが持つ解放感や楽しさを失わない点が作品の大きな特徴となる。
レコーディングはシカゴのElectrical Audioで行われ、プロデュースはSuperchunkやBob Mouldとの仕事でも知られるMatthew Barnhartが担当。Brian Bakerによれば、12曲すべてをわずか5日間で録音し、その全曲がアルバムへ収録されたという。短期間での制作が可能だった理由について、Bakerは各メンバーが事前に自宅でパートを詰めていたことを挙げている。ギターソロを含め、スタジオへ入る前から細部まで準備が進んでいたため、実際のレコーディングでは迷うことなく演奏へ集中できた。
Dennis Lyxzénのボーカル録音も1日で完了。Bakerは今回のアルバムを“集合的な表現”と位置付け、他のメンバーの演奏力によって、自分とHamptonが持ち込んだ最初のアイデアが想像以上の形へ発展したと振り返る。収録曲「Diamond Buzz」では催眠的なグルーヴを展開し、表題曲「Punk Ruins」ではD.C.ハードコアのルーツをより直接的に打ち出した。Fake Namesがこれまで取り入れてきた70年代UKパンク、クラシック・ハードコア、ギター中心のパワーポップが、全12曲の中でさまざまな比率で交差する。
Fake Namesは2020年にセルフタイトルのデビューアルバムを発表し、2023年には2ndアルバム『Expendables』をリリース。今作『Punk Ruins』はそれ以来3年ぶりの新作となる。2027年2月には短期USツアーも開催。ブルックリン、ワシントンD.C.、フィラデルフィア、ロサンゼルス、ミネアポリス、シカゴ、デトロイトの7都市を巡る予定だ。
『Punk Ruins』収録曲
1. Until It’s Normal
2. Good Old Days
3. Punk Ruins
4. Cover The Distance
5. What I Tell Myself
6. Diamond Buzz
7. Language Lost
8. Beautiful Scars
9. If You Could See Me Today
10. The Little Wonders
11. Scream
12. Paradise
『Punk Ruins』
2026年10月23日リリース
Official Website
https://fakenamesofficial.com/