2026.09.26

アリゾナを拠点とするエモ/オルタナティブバンドCommonerが、デビューアルバム『Former Self』を11月13日にPure Noise Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、収録曲「Cemetery Dogs」と「Sirens A Block Away」の2曲を公開し、「Cemetery Dogs」のミュージックビデオも発表している。
『Former Self』は全10曲を収録し、長年バンドと制作を共にしてきたZach Tuchがプロデュースとレコーディングを担当。オープニング曲「Cobalt Blue」には、イギリスのSplit Chainがゲスト参加している。
Commonerは2025年10月、「Breach」のリリースとともにPure Noise Recordsとの契約を発表。同曲は今回のアルバムには収録されず、バンドは過去と現在をつなぐための導入的な作品だったと説明している。その後もスタイルが変化していったことから、『Former Self』では現在のCommonerをより正確に表現することを重視したという。
アルバム制作には約2年を費やし、スタジオ入り直前までデモや楽曲の方向性、アートワークを含めて入念に準備。当初17曲をスタジオへ持ち込んだが、最終的に10曲まで絞り込まれた。Commonerの楽曲制作では、4人全員がアイデアや歌詞を共有し、それぞれの曲にメンバー全員が修正や意見を加えている。
作品全体で扱われるのは、子供時代や過去の自分、そして時間とともに変化していく周囲の人々だ。ベーシストのMatthew Bryantは、自分自身がかつてどのような人間だったのかを振り返る曲だけでなく、変わってしまった誰かの“以前の姿”を懐かしむ楽曲もあると説明している。
ボーカルのRomin Mattisonも、『Former Self』についてメンバーそれぞれの人生を振り返り、そこからどのように前へ進んできたのかを映し出す作品だとコメント。バンドにとって長く続いていたソングライティングのひとつの章を締めくくる作品にもなったという。
先行曲「Cemetery Dogs」では、かつて知っていた人物とのつながりが失われていく感覚をテーマにしている。自分では助けられないほど深刻な状況にある誰かを目の前にする苦しさを描いた楽曲で、バンドはアルバム全体へ続くテーマを示す重要な曲として位置づけた。
CommonerはRomin Mattison(Vocals)、Matthew Bryant(Bass)、Beto Marroquin(Guitar)、Tyler Casillo(Drums)の4人組。これまでに複数のEPを発表しており、『Former Self』が初のフルレングス作品となる。
『Former Self』収録曲
1. Cobalt Blue (feat. Split Chain)
2. Passerby
3. In Reserve
4. Cemetery Dogs
5. Sparks
6. Sirens A Block Away
7. Runner Up
8. Former Self
9. As Cold As It Gets
10. Appendix
『Former Self』
2026年11月13日リリース
Pure Noise Records