2022.01.10
今から20年前、シーンで産声を上げたポップパンク・アルバムをピックアップしてみました。リリース20周年となると、バンドもアニバーサリー・ツアーやデラックス・エディションの販売計画を立てているかもしれませんね。改めて20年という時を感じながら名作を振り返ってみてはいかがでしょうか。
Sum41 – Does This Look Infected?
タワーレコード・オンライン : https://tower.jp/item/2774805/Does-This-Look-Infected-
2001年にデビューアルバム『All Killer No Filler』をリリースしたカナダのポップパンク/メロディックバンド、Sum41のセカンド・アルバム。全米チャート32位にランクイン、ここ日本でも現在までに20万枚を売り上げており、プラチナ認定されている名盤中の名盤だ。「The Hell Song」、「Over My Head (Better Off Dead)」、「Still Waiting」といった代表曲をはじめ、アグレッシヴかつヘヴィなサウンドで世界へその名を轟かせた。当時ドラムを務めていたSteve Joczが本作レコーディング当時、20歳。新世代としてカナダを飛び出し、世界へ活動の幅を広げていったきっかけとなった作品と言えるだろう。
Simple Plan -No Pads, No Helmets…Just Balls
タワーレコード・オンライン : https://tower.jp/artist/343558/Simple-Plan
メロディックパンクバンドResetなどでの活動を経て始まったカナダのポップパンクバンド、Simple Planの記念すべきデビュー・アルバム。blink-182のMark HoppusやGood CharlotteのJoel Maddenがゲスト参加しているのはあまり知られていないトリビアかもしれません。飛びっきりポップなオープニングトラック「I’d Do Anything」やミュージックビデオにもなっている「I’m Just A Kid」や「Addicted」、ポップパンク史に残る壮大なバラード「Perfect」と今も語り継がれる一枚。5年前にリリース15周年ツアーが行われ、記念にリリースされた15周年ツアーエディションの作品がSpotifyなどで視聴可能。
New Found Glory – Sticks and Stones
タワーレコード・オンライン : https://tower.jp/artist/192877/New-Found-Glory
Drive-Thru Recordsを牽引する存在としてポップパンクシーンに君臨していたNew Found Gloryの通算3枚目フルレングス。「Understatement」で軽快に幕を開け、全世界のパンクバンドがカバーする「My Friends Over You」や「Head on Collision」と現在もライブでプレイされる名曲がずらりと並ぶ。全米チャート4位を記録したこのアルバムは、後世に残すべきポップパンクアルバムとして、今も多くのメディアが特集し繰り返し聴き返されている。
The Starting Line – Say It Like You Mean It
タワーレコード・オンライン : https://tower.jp/artist/278739/The-Starting-Line
エモやロックシーンでも語られることの多いThe Starting Lineは、20年前にデビュー。彼らの代表曲「The Best Of Me」をはじめ、「Up and Go」、「Leaving」などが収録されており、アートワークも含めて後続のポップパンク、エモロックバンドに強い影響を与えている。MTVを見て彼らを知った人も多いのでは?
Slick Shoes – Slick Shoes
タワーレコード・オンライン : https://tower.jp/artist/191849/Slick-Shoes
メロディックパンクとポップパンク、そしてエモとの架け橋的な存在であるSlick Shoesの通算4枚目フルレングス。当時は「ポストMXPX」としてここ日本でもブレイク候補として人気を誇り、現在もアンダーグラウンドなメロディック/ポップパンクシーンで強い影響力を放っている。他の作品の存在感が強い為か、彼らのディスコグラフィの中ではやや地味なアルバムではあるものの、「Friday Night」や「Alone」といった名曲はこの作品に入っている。
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